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【感想】「盆栽世界 2011年5月号」 新企画出版局

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🔖目次

 

👓本の紹介

  • 題名 月刊盆栽世界 2011年5月号第622号
  • 発行所 株式会社新企画出版局
  • 発行日 2011年5月1日
  • 価格 定価1000円

 

✋選んだのは

  今まで縁遠かった分野の本を読みたいと思ったために選びました。

 

📖本のまとめ

 ボケ盆栽の紹介や国風盆栽展の紹介。プロのコツや読み物コーナーなど。盆栽を伝える雑誌。

 

❤感じたもの

「盆栽の種類」

だんだんと木の種類が頭に入ってきました。

 

今回の特集はボケの木。

 

ボケは赤や白の花がきれいな木です。

 

僕の琴線に触れたのは五葉松です。

 

五葉松はスラッとした木に葉がパラパラとついたもので、江戸時代の浮世絵に出てきそうな木です。

 

周りに茶屋とかごが見えてきそうなたたずまいです。

 

盆栽と聞くと松を想像する方が多いと思いますが、ピンクの花をつけるバラの盆栽もあります。

 

飾りつけで面白いのは三点飾りで、盆栽を三点飾るものです。

 

三点の周りは空間だけなのに一面草木が繁っているようです。

 

省略の文化を感じました。

 

盆栽はそもそも受け皿が盆でよいのですから、大事なものを省いているようにも思えます。

 

大事なものとは、木の下には大地があるなどの概念です。

 

大事な概念を省いていることが、盆栽をしばし小宇宙と表現する由来かと思いました。

 

宇宙は盆です。

 

「盆栽と文章」

省略について書きましたが、盆栽と文章に共通するものを感じました。

 

文章も省略することで見せたいものを見せるものです。

 

これは受け売りですが、下の3つの文を比べてみます。

~~~~~~~~~~~~~~

1 花はすごく赤い

2 花はとっても赤い

3 花は赤い

~~~~~~~~~~~~~~

1や2の文は「すごく」や「とっても」で「赤い」を強調していますが、修飾語を省いた3の文の方が、どちらの文よりも花の赤さが伝わります。

 

大事なものこそ省いて見せる。

 

文章にも共通しています。

 

気を許すと余計な修飾語が紛れてきます。

 

余計な修飾語をそぎ落として穏やかな生活を送りたいです。

 

読んでもらいありがとうございました。

 

明読斎

 

おすすめカタツムリ 🐌🐌🐌🐌 4

 

盆栽世界 2011年 05月号 [雑誌]

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