古くなった本を読むブログ

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【感想】「仙人になったカン先生」 柴田道子 国土社

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👓本の紹介

  • 書いた人 柴田道子
  • 絵  梶山俊夫
  • 会社 株式会社国土
  • 発行日 1971年8月20日 初版発行
  • 価格 定価580円

 

✋選んだのは

 今は聞かなくなった仙人の話に注目したために選びました。 

 

📖本のまとめ

 おかの上の分校に通うチュン太。いきなり村にセールスマンが家電を売りに来ます。会社が山を開きはじめて、困った動物たちがカン先生をむかえ・・・。

 

❤感じたもの

 村がどんどん開くのと反対に、カン先生がどんどん仙人になります。

 

 片方が変わると、もう片方が変わる話だと思います。

 

 昔からいた先生はかすみのように消えてしまったのだと思いました。

 

 正しくは仙人になったのだと思います。

 

 先生が消えたように分校も消えました。

 

 セールスマンがしきりに言った「文化生活」は、村の人にとって必要だったのでしょうか。

 

 消えていく先生に目を向けるのは、このブログの目的と同じです。

 

 目的が同じなので僕にとってこの本は大事な本です。

 

 新しくものを手に入れると何かを失くします。

 

 失くすものに目を向けるのがブログの目的です。

 

 いつのときも先生は変わっています。

 

 そのときに合わせた先生がいたのです。

 

 すがたを消した先生はそのときの象徴だと思います。

 

 現在の先生も「昔にあんな先生がいたよね」と言われてしまうのでしょう。

 

 この話の中では昔の先生は仙人になりました。

 

 しかし、現在の先生は何になるのでしょう。

 

 現在は仙人もいませんよね。

 

 仙人になったカン先生は、千年のあいだ生きるのでしょう。

 

 どこかでハフハフと言いながら、かすみを食べているのだと思います。

 

 カン先生がまた現在の僕たちの前に出たときは、僕たちのくらしはどう変わっているのでしょう。

 

 僕たちのくらしがどう変わるのかは、ときの流れが知っているのですね。

 

 読んでもらいありがとうございました。

 

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仙人になったカン先生 (新選創作童話)

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