古くなった本を読むブログ

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【感想】「原始くんがやってきた!!」 舟崎克彦 小峰書店

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👓本の紹介

 

✋選んだのは

 どの本から始めようかと考えていたところ、ゴシック体の「始」という字が強く印象に残り、ブログの始まりと重なったために手に取りました。

 

📖本のまとめ

 船で運ばれてきた北極の氷の中から現れた原始くん。北極シャーベットの研究をする博士の家で暮らすうちに、博士の身に変化が起きる。一方原始くんも次々と文明の利器を使えるようになり、しまいには・・・。

 

❤感じたもの

 文明をとるか本能をとるかという個人の葛藤の話であると同時に、人類の葛藤の話であると感じた。

 

 なぜなら、原始くんは人間の本能の象徴であり、博士が原始くんを見て、どんどんと便利なものを手放していくからです。

 

 印象的な言葉が2つあります。

 

 1つ目は「世の中の電源をみんな切ったって原始くんになれば何とか生きていけるのさ」です。

 

 博士は、人間は便利なものや会社に頼りすぎている。それらが無くったって人間は自力で生きていけると考えたのでしょう。

 

 それを表すようにテレビや電話、FAXのコンセントを抜いてしまいます。

 

 2つ目は「文明の進化とか言ったって結局はどんどん自然から遠ざかっていくだけだ。それが進歩なんていえるんだろうか」です。

 

 ついに博士は、コンピュータや研究データさえ手放してしまいます。

 

 このままいっていいのかと不安になりましたが、しかし、数式の上で完ぺきに結果を出したところでは、胸のつかえが取れたように明るい気持ちになりました。

 

 最初の問題に答えが出たと感じました。

 

 一番大事なのは最初の想いです。最初の想いに従えば結果は実ると思います。

 

 ブログの始まりとしては面白い始まりとなりました。

 

 読んでいただきましてありがとうございました。

 

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